スマートプレゼンの新名です。
大阪・関西万博も閉幕いたしましたね。
私は結局、1回しか行けませんでしたが、リピーターの方があれほど多くなるとは!
開幕前には予想もできませんでした。
アクセスが良いので、平日夜に行く、というユニバに年パスで通う感覚で行けるのもよかったのでしょうね。
昨日の日経新聞にも総括の特集記事が出ていましたが、これを今後の社会にどう役立てていくか?
社会実装していくか?
これからが大事なのかなと思います。
さ、今週もしっかり頑張ってまいりたいと思います。
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先週はテーマはいろいろありましたが、フレームワークを使って討議することが多かったですね。
フレームワークとは「枠組み」のことで、情報をこの「枠組み」に整理する。
事業環境を整理する3C、マーケティングの4P、戦略を考える際のSWOT分析など多くのフレームワークが存在します。
「ビジネスフレームワーク図鑑」なる書籍も出ていますね。
私もよく活用していますが、大事なことはとにかく自分で作ってみることですね。
見よう見まねで良いので。
仕事に直結することでも良いですが、私はよく自分の好きなもので遊んでます。
好きな分野でやるので楽しい♪
そこからで良いと思います。
そのうち、何を書けばよいかもわかってくる。
ただ、今の時代、ここに生成AIを活用することも可能ではありますね。
そのようなリクエストをするとササっと作ってくれる。
ただ、いきなりリクエストしてしまうと、自分が考えなくなる・・・
これは怖いです。
なので、まずは自分で作ってみる。
それを客観的に評価するために、その後に生成AIに作ってもらったものと比較する。
そこにモレなどが発見できればブラッシュアップできます。
ロジカルシンキングでいうところのMECE(ミーシー:モレなくダブりなく)チェック。
ただ、これを作ることが目的ではない。
そこから考えることが大事ですね。
会社員時代、会議で「SWOT分析をやってみました」
以上!
みたいな・・・人がいました。
これでは単に整理しただけ・・・
SWOTなら、そこからクロスSWOT分析を実施して戦略の方向性を考える。
※SWOT分析とは自社の内部環境と外部環境を、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)として洗い出し、分析する手法
また、マーケティングの4P分析。
※4P分析とはマーケティング戦略を立案する際に、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)の4つの要素を分析する手法
この4Pで抜けがちなのが顧客セグメント。
顧客セグメント(ある一定のニーズを持った顧客の塊、コミュニティ)と4Pが連動していること。
だから4Pはマーケティングミックスと言われる。
連動しているから。
そのためには4P分析した後に、「この製品(サービス)が成功している理由はなぜか?」のコメントが出せて初めて意味があります。
その顧客セグメントにふさわしい製品であり、価格であり、流通や立地であり、知ってもらうための方法であること。
よいPromotionはそれによって「どの顧客セグメント」の方に利用して欲しいか?が明確にわかります。
私が研修でよく使うのはサントリーのBOSSとクラフトBOSSのCM。
BOSSのコンセプトは「働く人の相棒」。
ただ、BOSSとクラフトBOSSではその「働く人」の顧客セグメントが異なります。
BOSSは男性でどちらかといえば現場仕事などで頑張っている人。
だからCMでは長距離トラックの運転手に扮したキム兄(木村祐一さん)。
いっぽう、クラフトBOSSは男性、女性は関係なく、どちらかといえばIT企業などで長時間のデスクワークに従事する人。
だからCMでは成田凌さんや杉咲花さんが扮するITワーカー。
こういう人に飲んでもらいたい、という意図が伝わります。
つまり誰に共感してもらいたいのか?ですね。
ということはプレゼンテーションと考え方は同じ。
それぞれのフレームワークの使い方がわかってくると遊びもまた楽しくなります。
ぜひ、好きな分野で遊んでみましょう~
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先週、牛窪恵さんご依頼のアンケートにご協力くださった方々、ありがとうございました。
さっそく多くの方から「回答したよ!」とお声がけいただきました。
本の完成も楽しみですね。
私の本もそろそろ二校目が来そうなタイミングです。
再度、原稿と向き合わなくては・・・汗
今週も良き週になりますことを!
]]>スマートプレゼンの新名です。
朝晩はすっかり秋。
ようやく先週から長袖に変え始めました。
そろそろネクタイしても良いかな?
と思う、今日この頃です。
無事に弊社も15期のスタートを順調に切ることができました。
今週も先を見据えつつ、しっかりと一歩一歩進んでまいりたいと思います。
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先週は交渉力研修を比較的多く実施させていただきました。
このテーマの時によく使う冒頭のエピソードがあります。
交渉が得意か?苦手か?と訊かれたら圧倒的に苦手な方が多い。
そもそも交渉する機会はあまりない、というお答えも多い。
では、交渉がどのような場面を指すのか?というと「価格交渉」が一般的(のようです)。
すると、自分はそのような仕事の担当ではないから、交渉の機会はない、ということになります。
しかし、調整事がない方はおそらくいないと思います。
これも立派な交渉。
意見が食い違う際に、なんとかそれを調整して合意に至る。
これは交渉そのもの。
ということは誰にも必要なスキル。
前置きが長くなりましたが、どんなエピソードか?
今の時代は便利になって、もめ事をできるだけ回避するようにシステムが進化しています。
だから面倒で、ストレスを抱えるような交渉はしなくてもよくなっている。
昔は日常生活で交渉はもっとあったはず。
学生時代、はじめてノートパソコンを買いに行く際の話。
大阪だと日本橋(東京でいうところの秋葉原のような)という街が電気屋さんの集積地。
まだ家電量販店が一般的ではない時代ですから、ここに買いに行きました。
行く前に先輩からアドバイスが。
「新名、買う時にな、向こうが値段をゆうてくるだろう。それをそのまま受け取ったらあかんぞ。●●円と言われたら、『そうですか。で、それがナンボになりまんの?』と聞き返せよ」
意味が分かりません・・・
つまり値段提示があった段階がスタートライン。
そこからまけてくれ~
と交渉が始まるわけです。
今の時代、こんなことを大手家電量販店で言えば単にお行儀の悪いお客さん・・・
だから値切ることは激減しています。
また、社会人になったばかりの頃は、結構、タクシーでも値切ってましたね。
「ここまで2000円で行ってくれへん?」
みたいな・・・
今はアプリで払っていますから、いくら払ったかも自覚がない・・・
ただ、海外に行くと、そのような交渉がまだまだありました。
ということは海外の方々はまだまだ鍛えられている。
そのような方々とグローバルな環境では渡り合って行かなくてはならない。
これが私が交渉をきっちりと学ばねば、と思ったきっかけの一つでもあります。
便利になった分、面倒なことはやらなくなる。
でも、それはできなくなる、ということでもある。
だからこそ鍛えねば・・・
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「Z世代の頭の中」 (日経プレミアシリーズ)という、Z世代に関する書籍を最近出版されたマーケティングコンサルタントの牛窪恵さん。
「草食系男子」「おひとり様」などの時代を反映したフレーズを生み出した方でもあり、
『ホンマでっか!?TV』などテレビでも大活躍されていますね。
その牛窪さんは、熱烈なタイガースファンでもあり、この度、阪神タイガースを題材にしたマーケティング本を準備されているとのこと。
そのために女性の阪神タイガースファンの方々へのアンケートを取りたいそうです。
そのアンケートに協力する約束をしましたので、このメルマガをお読みくださっている方で阪神ファンの方がおられましたら是非ご協力をお願いいたしたく!
女性限定のアンケートなので、配偶者の方やご家族、ご友人にご紹介いただいてもOKです。
【阪神タイガース女性ファン(TORACO)アンケート調査】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfnqZtB9GHdQoiKfj6n2BNPmr-MxXeegOyueBKAwo4un7Qiiw/viewform
ご協力くださった方は、私にご連絡くだされば、何か御礼を考えます!
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先週末は自民党の総裁選があり、高市早苗さんが総裁になられました。
日本初の女性の総理大臣。
しかし、そこが大事なのではなく、政策ですね。
政治にはいろいろな考え、価値観がありますので簡単ではないですが、
奈良に住んでいたことがある身としては昔から存じ上げているので、
是非日本をよくすることにご尽力くださることを、と思います。
スマートプレゼンの新名です。
急に涼しくなってきましたね。
まあ、こうなるだろうとは思っておりましたが、急に秋。
今週から10月ですからね。
そして、今月末は弊社にとっては決算期。
無事に第14期を良い決算で終えることができそうです。
皆様のご支援に心より感謝いたします。
さ、体調に気をつけて今週もスタートです。
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先週、先々週は書籍のご紹介をしましたが、今は本を書いてもおります。
昨日、初校のチェックを終えて出版社様に返送しました。
いわゆるゲラのチェック。
これはなかなか大変で、原稿をどさっともってあちこち移動することになるので、まあまあの荷物。
しかも印刷物で唯一無二なので絶対になくすわけにいかない。
先週は山口への出張で、かつ行き先が宇部。
宇部はまあまあ大変な場所にありまして、新山口から在来線で1時間くらいかかります。
先週も新山口から22時前くらいの時間帯に2両編成の在来線で移動中、えっちらおっちらと原稿と格闘しておりました。
スーツケースを机代わりにして、ガラガラの電車ですから完全に電車がオフィス状態。
どうもその時、同じ車両に翌日の研修の受講者の方が乗っておられたようです・・・
翌日、「電車でお見受けしたので話しかけようと思ったのですが、話しかけられない雰囲気だったのでやめときました・・・」と・・・
ああ、怖い顔していたのかもです。
この自分の表情やそもそも第三者からの見た目がどうなのか?
というのはわかりにくいもの。
プレゼン研修で自分を動画撮影するというワークはたくさん実施してきましたが、
最近は、人の話を聞いている自分の姿を動画撮影するワークも頻繁に行っています。
先週もやったのですが、これが意外なほど気づきが多い!
・姿勢が悪い
・結構、ペンを持つ手がせわしなく動いている
・うなづいているけど、早すぎてイライラしているように見える
・相手がまだ話す前からうなづいている・・・
・いかにも「自分の言いたいことを言いたい」雰囲気出ている
などなど・・・
いずれも無意識の動作なので普段は気づいていません。
まずは意識的に行動する。
その意識的な行動が再度無意識化したときはレベルが2ランクアップしているはず。
具体的には、
・うなづくのは多少ゆっくりめで
・あいづちもほどほどのペースで
・えらそうに見えない姿勢で
・手はあまり過剰に動かさない
たまにはこの見られ方をチェックする必要がありますね・・・
気をつけましょう・・・汗
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公開講座もたくさん担当させていただいておりますが、
意外と少ないのが、ベース中のベースのプレゼンセミナー。
11月14日(金)9:30~16:30
京都商工会議所様の公開セミナーで実施します。
詳細はコチラから↓
https://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/a_general/sm_122581.html
ご関心ある方は是非!
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先週は山口からの帰りに新山口駅で瓦そばは食べることができました・・・
移動は基本的に好きなので、それは苦ではないのですが、駅周辺で楽しめるかどうか?
は駅によってさまざま。
基本的に日本の街はJRの駅から離れたところに繁華街があります。
もともと繁華街はお城を起点にでき、鉄道が敷かれたのはその後なので、当然といえば当然。
移動の合間を楽しみながら今週も元気に参りたいと思います。
スマートプレゼンの新名です。
ようやく朝晩は少し涼しさを感じるようになってきた今日この頃。
もう9月も終盤ですね。
秋の訪れを期待しながら今週も頑張りたいと思います。
今週は地元大阪でスタートです。
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今回も書籍をご紹介します。
講師仲間で、様々な学びの場をご一緒させていただいている岡佐紀子さんの息子さんのご本。
現在は大学生の岡笑叶(おかわかな)さんの書籍です。
タイトルは「なぜトランスジェンダーは生きにくいのか ~20歳大学生の当事者が語る不都合な真実~」
出版社は秀和システム新社です(定価1650円)。
タイトルにある通り、トランスジェンダー当事者としての視点。
非常に多くの気づき、そして自分はどう考え、行動するのか?の示唆を得られます。
実に表現が難しいことでもあり、何が正しいことなのか?も過渡期。
それだけに今の社会で生きる誰もが考えるべきことが詰まっていると思いました。
笑叶さんと最初に会ったのは彼が高校生になったくらいの時だったでしょうか。
15歳で起業もされていただので、非常にしっかりしている印象でした。
高校生の時にカミングアウトし、トランスジェンダーとして現在は男性としてアクティブに活躍されています。
その当時、講演でお話しされていた内容がテレビでも放送されたのですが、一番印象に残ったフレーズが
「大人の中には、私のような存在を理解し切れない人もいると思います。
ただ、理解しなくても良いです。理解できないことに苦しむから。
まずは、知っていただくことで良いです。」
というニュアンスだったと思います。
書籍でもその話が出てきます。
「理解する」という言葉を私たちはよく使います。
でも、本当に「理解する」ことができるでしょうか?
経験したことのない立場を想像することはできても、本当にはわからない。
それをわかったふりをするのではなく、わからないかもしれないけど「受け止める」ことが大事。
あと、随所に決めつけてしまうことに対する危険性も書かれています。
どっちが良いか?とどうしても二者択一で決めたくなることがたくさんあります。
しかし、決めつけてしまうこと自体が偏った思考であることも。
相手がどうしたいのか?の選択をできるようにする。
どう選択しても受け止めて、関係性をちゃんと作れるようにする。
これはずしっときます。
理想はLGBTQ+という言葉が「昔、そういう言い方があったね」という時代が来ること。
笑叶さんはそう言っています。
言葉はわかりやすくする反面、枠に押し込めてしまう恐れもある。
ここも二者択一ではないと思いました。
言葉にすることが良い悪い、ではなく両面があるのだ、と認識すること。
是非、多くの方がこの考え方を共有できれば、と思いました。
必読です。
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肉離れもようやく、ちょっとづつ良くなってきたかな?というレベルです。
そろそろジム通いも再開したいところ。
秋らしさが来ますように。
先週末も行きましたが、今週も宇部に仕事に参ります。
山口名物の瓦そばを食べたいですが、果たしで時間があるかどうか・・・
今週も良き週になりますことを!
]]>スマートプレゼンの新名です。
9月も半ばですが、気候はまだまだ真夏。
まあ、そういうものだと思うことにいたしましょう。
連休明けの火曜日、今週も元気に参りたいと思います。
今週は東京での仕事からスタートしております。
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先週は会う方、会う方に「おめでとうございます」と言っていただきました。
大変ありがたい限りですが、浮かれてばかりもいられませんので、
これをいかに教訓にするか?本日も考えたいと思います。
先週は一緒に考えるリーダー、あるいはコンディショニング重視のマネジメントのことを書きました。
いずれにおいても大事なことは、現場の情報がバイアスなく上に上がるかどうか?
あるいは現場がどれだけ上を信頼しているかどうか?
ここは大きく影響すると思います。
信頼されているかどうか?はこんなところにも影響するのか・・・
と思った印象的な話を過去に伺ったことがあります。
私も前職時、大変お世話になった大手流通企業。
ただ、そのころ流通企業は大変な環境にあり、大手の倒産や経営再建の話があちこちで起こっていました。
当該の企業様も経営的にかなり苦しく、早期退職制度の発動を余儀なくされていました。
外野におりますと、希望するならそれはそれでいいのかな、と思っていたのですが。
なんと、辞めるにも信頼関係が必要だった・・・という話。
当時はまだアナログの時代でした。
早期退職の受付が、●月●日の何時から、という案内が出ていて、その時間から募集が始まる。
応募は電話だったそうです。
ある部長職まで務めた方が、早期退職を決断し、応募を試みた。
しかし、電話が殺到するためにつながらない・・・
その時に、部下もうすうす気づいてます。
早期退職に応募しようとしていることを。
部下からの信頼が厚かった方だったので、部下もこっそり協力して内線をかけている。
で、つながったら「部長!つながりました!」と。
いっぽう、正反対のケースもあります。
その時には周りは見て見ぬふりをする。
つまり、「辞めるにも人望がいる」と・・・
結局はすべて自分に帰ってくるのだというすごい教訓でした。
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今日はもう一つ、書籍のご紹介を。
村瀬健さんの小説「切手がとっても高い郵便局」で。
この仕事をしておりますと、ビジネス書の著者の知り合いはたくさんおられます。
しかし、小説家の著者の方と出会うことはなかなかありません。
そういう意味でレアなケースですが、村瀬さんとはある講師会にて出会いました。
講演活動もされているので、その会に来られていたのですが、一見おとなしそうに思えた村瀬さん。
その後、拝見し始めたフェイスブックの書き込みが恐ろしいほどおもしろい・・・
そのほとんどがブラックユーモア。
おもしろすぎて、よく息子にも読ませていました。
最近のコメントからいくつか拾わせていただくと・・・
「さっき、ファミレスの隣のテーブルで、「おでんで何が一番好き?」と聞かれて、めちゃくちゃ低い声、かつ小声で、「出汁」と答えたあの人、おそらく友達いないと思う。」
「線香の香りが、いい匂いと思えてきた。これが、成熟というものか。」
「新幹線で、窓の向こうから日が差し込んできた時に、自分に日が当たらなくとも、前後左右に座っている人のことを考えてブラインドを下げるタイプの人と仕事がしたい。」
「投票所がでかすぎる学校のため出口がわからず、本当の意味での出口調査やってるやつがいる。」
「長嶋茂雄さんで一番覚えているのが、監督時代に巨人が優勝した夜のニュース番組で、局にやってくる長嶋さんを笑わせようとして、清原のモノマネをするリトル清原を用意していたら、やってきた長嶋さんが「おぉキヨ、何してるんだこんなところで」と本物と間違えて企画を台無しにしたやつ。」
とまあ、キリがないくらいあります・・・
その村瀬さんがあり得ないくらい、純粋な泣けてくる小説を書かれるので、さらに驚愕なのです。
過去に読んだ、
「西由比ヶ浜駅の神様」 (メディアワークス文庫)
「神様の絆創膏」 (メディアワークス文庫)
も本当に素敵な小説でしたが、今回の
「切手がとっても高い郵便局で 」(メディアワークス文庫)
も本当にすばらしかったです。
是非、読書の秋に読まれてみてください!
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実は先週の日曜日、阪神の優勝を見に行く前に朝、ジムで走っておりまして肉離れをおこしました・・・
仕事ではばれないようにがんばっておりますが、今週もなんとか乗り切りたいと思います。
ややゆっくり歩きながら・・・
スマートプレゼンの新名です。
日中はまだまだ暑い、とはいえ朝晩は多少(あくまで多少ですが・・・)は涼しいかな?と思う今日この頃。
秋はいつごろ訪れてくれるでしょうか?
さて、今週もしっかりフル稼働したいと思います。
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昨晩は兵庫県西宮市某所にて、ある野球の試合を観ておりました。
セ・リーグの優勝が決まった日。
ここではそれそのものではなく、リーダーシップとマネジメントについて考えてみたいと思います。
リーダーシップとマネジメントは車の両輪に例えられます。
リーダーシップを発揮してチームをまとめ、マネジメント力で推進する。
それらの方法に常に正しい、という方法はないと思っています。
また、「誰が担うか?」によってもそれは異なります。
自分自身を知り、自分自身を貫くオーセンティックリーダーシップという言葉もありますから。
ただ、時代の変遷におけるリーダーシップの考え方の中では、
特定の能力を持ったリーダーが絶対的スキルでまとめ上げるスタイルから、
状況に応じた柔軟な対応力を発揮できるスタイルに変遷し、
今の時代では「一緒に考える」スタイルのリーダーに注目が当たっています。
今回の藤川監督のリーダーシップにはこの要素が随所に見られます。
選手の意見を訊く。
東京オリンピックの時には柔道の井上康生監督にもこの要素が見て取れました。
特に若い世代(一般的に言われるZ世代)には強制力よりも、一緒に考える要素が必要ともいわれます。
そこは時代に合っているといえるかもしれません。
もう一つのマネジメントの要素として、今回興味深いのが、「コンディショニング」を最重視したマネジメントであるということ。
その一瞬、一瞬の最適で勝ちにいくのではなく、時にはそれを犠牲にしても、
個々人のパフォーマンスを最大化することを優先する。
これは歴史的に言うと、日本がもっとも苦手とする方法であり、アメリカ的な方法だと思っています。
アメリカンフットボールというスポーツを知ると、それがよくわかります。
ルールそのものがそうなっていて、選手の交代に制限がなく、いったん退いた選手もまた試合に参加できる。
だから頻繁に選手は入れ替わる。
常にベストメンバーのレギュラーが出ているわけではなく、
メンバーが試合全体を通じてベストパフォーマンスで戦えることを優先する。
これは物騒な話ではありますが、アメリカの戦争の仕方そのものでもあるのですが・・・。
そういう意味で、今年の藤川監督のマネジメントの方法は、入れ替えを頻繁に行い、
主力レギュラーでさえ、少し休息を与える。
なかなか日本の、特にスポーツの世界では見られなかった方法かもしれません。
ただ、企業におけるマネジメントも明らかにそちらに向かっているわけです。
つまり働き方改革。
コンディショニングの観点がそこにあります。
ただ、問題はそれは組織としてのパフォーマンスを最大化するためのものである、
という目標の共有がないといけない。
スポーツはここがわかりやすいのですが、企業ではここをしっかりと言語化する必要があります。
このあたりの評価もいろんな角度で分析されると思うので、注視してみたいと思います。
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国政のリーダーは新たな局面を迎えました。
政治には政治の、そして国には国の難しさはあるでしょう。
外との戦いがあり、内への対応もある。
大変なポジションですが、どのようなスタイルのリーダーが次を担うのか?
ここも注視せねばなりません。
そのような環境を気にしながらも、今週も良き週になりますことを!
]]>スマートプレゼンの新名です。
9月に入りました。
雰囲気はまだまだ夏ですが。
また、昔は夏休み明け、という雰囲気の9月1日でしたが、
今は学校が始まるのも(地域によるとは思いますが)早いので、
昔ほど夏の終わり感はないですね・・・
さて、今週はちょっと珍しい「社内講師養成」の研修からスタートです。
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先週の顧客ニーズ分析から営業提案に結びつけるセミナーでも出てきたお話。
提案書の最初は何から始めるべきか?
たくさんの提案書を拝見してきましたが、多くは最初は「自社の会社案内」。
もちろん会社案内が入ること自体は問題ないし、むしろ入れるべき。
ただ、その順番というのが私は非常に気になります。
なぜなら提案を受ける側からすれば、最大の関心事は相手の会社ではなく、
自社の課題解決だから。
相手の関心事から入るのが基本、だと考えるならば、提案書の最初は相手の課題の話から入るべき。
その課題に共感し、期待してもらった後に「では、なぜこの会社が我々の課題を解決できるのだろう?」
と考えて、相手の会社を知りたくなる。
そこで会社案内が有効な情報となる。
このちょっとした順番は大事であるし、そうなっていないことの方が多いと感じています。
これはプレゼンでも同じです。
以前ある顧客のこれまでのプレゼンを再現してもらって、
そこにみんなで意見交換する、というワークショップをやったことがあります。
その企業は親会社が大手企業なので、その話も出てくるのですが、
プレゼンの冒頭にその話が多すぎ・・・
結果として自社のみなさんから「なんか、自慢話に聞こえますね・・・」との感想。
そうなってしまうのです。
なので、順番は大事ですね。
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先週、もう一つ印象に残ったことがありました。
プレゼンにおいて「視線のコントロール」は大変重要。
この話はよく取り上げていますし、トレーニング方法も紹介しています。
先週、とある新聞で誤報道の話がありました。
その話自体は、ここでは重要ではなく、
気になったのは、その報道に対する謝罪を報じたグループ会社であるテレビ局のコメント時。
アナウンサーの方だとトレーニングされているので、視線をしっかりとカメラに向けて話せるはず。
ただ、その時はおそらく解説員の方だったので、そのスキルが身についていない。
すると明らかにカメラの上に表示されているであろう原稿を読んでいることが丸わかりでした。
おそらくそこにプロンプトと呼ばれる原稿表示のボードがあるのでしょう。
原稿があるのは仕方ないですが、「読んでます」感が露骨に出ると、見ている方は興ざめですし、信ぴょう性も低くなる。
ここも無視できない大事なところ。
このあたり、アメリカの政治家は意識しているな・・・
と思うことがよくあります。
ここも無視できないですね。
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9月の第一週は個人的には・・・
セ・リーグの決着がつくであろう・・・
ということで、(先日の金土日もそうでしたが)今週末はほぼ甲子園にいる予定です。
今週も良き週になりますことを!
]]>スマートプレゼンの新名です。
8月も最終週ですが、暑さはまだまだ絶好調ですね。
少しは調子落としてくれてよいのに・・・
先週は地元の地蔵盆。
私は設営だけで本番は出張不在でほとんど参加していませんが、
このような地域活動を維持するのもなかなか大変ですね・・・
関与しているのはほとんどシニアの方々ですから。
事業も文化も継承は大きな課題です。
さて、今週は神戸で経営者向けのプレゼンのセミナーからです!
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先週の後半は3日連続で交渉力の研修でしたので、完全に頭の中が交渉。
同じ演習でも参加者次第でアウトプットの性質は相当変わります。
だからこそ研修はおもしろくもあり、難しくもある。
あるところでうまく行ったからといって、他のところでうまくいくとも限らない。
なかなか油断なりませんね。
先週の各研修のアウトプットの差がどこから来たか?
いくつか理由は考えられるのですが、一番のポイントは私が用意したフレームをどこまで使い倒したか?
ここだと感じました。
交渉でまず陥るのが、「こちらのことばかり伝える」落とし穴。
相手の都合や相手の嫌がること(特にワーストケース)をしっかり考える。
ただ、こちらにも都合がある。
その都合をどう整理するか?
譲れないこともあるが、欲張りすぎてもだめ。
ここをしっかり整理する必要がある。
それを見える化するフレームを作成したのですが、これをどれだけ使い倒してくれるかどうか?
先週、かなり良いレベルで交渉できたチームはここが秀逸でした。
やはりなんでも中途半端な活用では意味がない。
これは研修でも本当に重要なポイント。
分かった気になって、その時は良いけど、すぐに消えうせる。
これでは学んだ意味がない。
やるなら徹底的に。
研修終了後に「行動計画」を立てることもよくあります。
アクションプラン。
もちろん、大事なことだけど、少し堅く考えすぎている節も。
なので、最近、研修でよく申し上げるのは、
「単純なことだけど、学んだことをまるで自分が編み出したノウハウのごとく、他人にしゃべりまくってください」
ということ。
新名から聞いた、なんてこと気にしなくて良い。
とにかくしゃべりまくる。
気づいたら自分のものになっている。
そのうち本当に自分で編み出した気になってくる。
ここまでいけばホンモノ。
どんなことも中途半端は意味がない。
やるなら徹底的にやりましょう!
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地蔵盆の設営ノウハウはそろそろ記録に残さないとまずいですね。
設営しながら、長老も「来年はわしおらんで!」と言いながらやっています。
記録残したいと思いつつも、メンバーの中では若手の私は肉体労働をしなくてはならない。
来年、息子が無事に大学生になっていたら、息子に動画とらせて、
AIつかってマニュアル化させてみましょう。
来年、地蔵盆が維持できますことを・・・
今週も良き週になりますことを!
]]>スマートプレゼンの新名です。
お盆休み明けの初日、という方が多いでしょうか?
まだまだ暑い日が続きますが、私は昨日は地元の地蔵盆のための設営。
受け継ぐ文化なのでやるべきではありますが、なかなかの労力ですね・・・
文化を継続するのも大変・・・
さて、今週は神戸で部下力のセミナーからです!
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8月は日本人にとっては平和を考えるべき大事な時期。
15日の終戦の日に様々な方が様々な考え方をアップされていました。
考え方はそれぞれ。
イデオロギーもそれぞれ。
それについての議論はさておき、歴史に学ぶことは大変重要ですね。
特に今の日本にとって大事なことは明治から今に至るまでの150年をどう学ぶか?
だと思っています。
残念ながら学校教育ではここが十分ではない。
よく言われる、縄文時代から学ぶと時間的に間に合わない、ということもありますが、
本当の理由はそうではないですね。
戦後、都合の悪いことは教えられなかったからでしょう。
しかし、歴史は繰り返す。
何があって、今に至ったのか?
それを学ばずして未来はないと思います。
私もこの15年くらいをかけて、息子と一緒に明治以降の日本がどう歩んだのか?
それを自分なりに学んできました。
行き着いた結論は、人は正しい情報を持つことと、それに基づく正しい思考をすること、
それがいかに大事で、いかに難しいことか?
ということです。
日清、日露戦争から第二次世界大戦に至る流れでは、まず正しい情報を持っていない。
だからそもそも判断を誤る。過信も生まれる。
ただ、時に正しい情報を得たとしても、それを正しい思考につなげられるか?
というとそうでもない。
後から見たら、「それわかっていたのに・・・」という人もいますが、
それが活かされない。
これは平和な世界でも起こりますね。
今はグローバルな情報が簡単に手に入る時代。
スポーツで言うと、どの分野でも世界トップレベルの試合を観ることができる。
すると自分たちや、日本人の位置づけもわかる。
私が好きな分野で言うと、ボクシングでは昔はちょっと日本で成果を上げると、
すぐに「世界挑戦!」と言われていました。
しかし、実際挑戦すると、コテンパンにやられる。
しかし、今は世界のレベルがよくわかる。
だから無謀な挑戦は本当に減りました。
逆に野球の世界なら、昔は日本人がメジャーで活躍するなんて誰も思わない。
よくわかっていないからできないと思い込んでいた。
しかし、今やそうではないことは自明。
自分たちの位置づけを知ることは大変重要。
ただ、それを正しい思考につなげることも大事。
昨日やっていたNHKの「シミュレーション」という特集を興味深く拝見しました。
戦前に日米開戦をシミュレーションしていた組織が実際に存在した。
情報を得て、そして予測をして正しい思考をしていた。
その思考を活かせなかった。
意思決定につなげられなかった。
この失敗のプロセスはそのまま企業経営に当てはまります。
正しい情報と思考があったにもかかわらず、意思決定や行動に反映されず、
間違った道を歩んだ話は至るとこにあります。
だからこそ過去に学び、人がどのような過ちに陥りがちなのか?
しっかりと認識しなくてはならない。
そこに時代の違いはないですね。
所詮、人間は人間。
あらためてこの夏もそのようなことを感じました。
学んで、情報を得て、思考して、そして正しく行動しなくては。
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休み明けではありますが、仕事が再開されるとあっという間に日常ですね。
私もしばらくは土日含めて休みなしなので、あっという間に日常です。
ただ、それを楽しめるかどうか?
自分次第ですので、楽しく頑張りたいと思います。
スマートプレゼンの新名です。
局地的な雨もありますが、お盆休み真っただ中。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今週も月曜日が祭日だったので火曜日配信です。
ま、お休みの方が多いかもしれませんが・・・
この週末はひたすら執筆活動でした。
つくづく書く大変さを実感します・・・
あきらかにしゃべるほうが向いている・・・
しかし、書くことで伝わることもありますし、形に残せる。
それをモチベーションに、いったんは最後まで書ききりました。
15万7千文字程度。
通常のビジネス書が9万文字程度ですからかなり多めです。
そういう趣旨の本でもあり、私のコンテンツのかなりの領域をカバーした内容です。
まだまだここから編集の方々のお手数をおかけしますが、しっかり頑張りたいと思います。
さて、今週は兵庫県の豊岡での講演からです!
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技術が発展すると、世の中はどんどん便利になります。
また、考え方が変わることで、世の中の仕組みも変わっていきます。
例えば、ブロックチェーンという言葉が広がったことで、分散型の社会になりつつある向きも。
中央集権型でどこかに情報や権力が集中するのではなく、コミュニティごとに情報が分散し、それが複雑に絡み合う。
そして情報が錯綜する。
これがどんどん加速すると、全体を俯瞰することが難しくなるので、それができることが競争優位になる。
この流れは不可逆的で、元に戻らないと言われたりもします。
しかし、最近、必ずしもそうでもないなあ、と思うこともチラホラ。
おそらく人口が減っていき、市場がシュリンクし、必ずしも経済規模が成長しているわけではない背景もあるのかな?
という気もします。
具体的に言うと、ここ数十年の流れでは公的なものが民営化されてきました。
国鉄がJRに。
専売公社がJTに。
電電公社がNTTに。
そして郵政がJPに。
官から民へ。
しかし、逆の流れもありますよね。
民で抱えきれなくなったことで、官に買い取られるようなことも。
以前、某市の公務員の方に伺った話です。
もともとは民間の渡し船の会社で働いておられたとのこと。
ただし、経営的にしんどくなってきた・・・
最終的に市に買い取られたとのこと。
その渡し船がないと、島の方々のライフラインが絶たれるので。
つまり逆の流れ。
他にもいろいろあると思っています。
私が子供のころは、高校ラグビーの聖地は「近鉄花園ラグビー場」でした。
つまり近鉄さんの資産。
しかし、今は「東大阪市花園ラグビー場」。
東大阪市の資産。
そういえば、20代のころにアメフトをやっていたころ、兵庫県三田市にマイカルグループの施設とグランドがあり、
そこで合宿していました。
しかし、マイカルグループは今は存在しません。
※マイカルグループとはサティやビブレなどを中心とした大手小売業。その店舗の多くは今はイオンです。
そのグランドは三田市のものに。
この世の中の流れ、をしっかり見ていくことも大事だなと思う今日この頃。
コンビニが24時間365日営業が当たり前だったことも、今は昔。
先日、仙台のビジネス街ど真ん中のコンビニに早朝に行ったらまだ開店前でした・・・汗
コンビニのビジネスモデルも転換期です。
(なんと弊社の最寄りのコンビニが今月で閉店するとのことで、ショック・・・)
市場は生きている。
だからモデルも変わる。
10年前は、自動販売機は激減する一方でした。
たばこの会社の営業研修中の休憩時間のみなさまの電話のやり取りは、「どこそこの自販機の撤去の日程打合せ」ばかり。
しかし、先週伺った会社の研修で教えてもらったのは、熱中症対策で飲料の自販機は増加傾向にあるとのこと。
これも逆だ。
深いですね・・・
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高校野球シーズンでもありますが、暗いニュースもある今年の大会。
問題の本質がどこにあるのか?
違和感もある会見や報道です。
本当の「解くべき問い」は何か?
本質を見極めること。
正しい情報を見極めることがより一層求められますね。
情報リテラシーをしっかり持たなくては。