みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
ようやく朝晩は少し涼しさを感じるようになってきた今日この頃。
もう9月も終盤ですね。
秋の訪れを期待しながら今週も頑張りたいと思います。
今週は地元大阪でスタートです。
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今回も書籍をご紹介します。
講師仲間で、様々な学びの場をご一緒させていただいている岡佐紀子さんの息子さんのご本。
現在は大学生の岡笑叶(おかわかな)さんの書籍です。
タイトルは「なぜトランスジェンダーは生きにくいのか ~20歳大学生の当事者が語る不都合な真実~」
出版社は秀和システム新社です(定価1650円)。
タイトルにある通り、トランスジェンダー当事者としての視点。
非常に多くの気づき、そして自分はどう考え、行動するのか?の示唆を得られます。
実に表現が難しいことでもあり、何が正しいことなのか?も過渡期。
それだけに今の社会で生きる誰もが考えるべきことが詰まっていると思いました。
笑叶さんと最初に会ったのは彼が高校生になったくらいの時だったでしょうか。
15歳で起業もされていただので、非常にしっかりしている印象でした。
高校生の時にカミングアウトし、トランスジェンダーとして現在は男性としてアクティブに活躍されています。
その当時、講演でお話しされていた内容がテレビでも放送されたのですが、一番印象に残ったフレーズが
「大人の中には、私のような存在を理解し切れない人もいると思います。
ただ、理解しなくても良いです。理解できないことに苦しむから。
まずは、知っていただくことで良いです。」
というニュアンスだったと思います。
書籍でもその話が出てきます。
「理解する」という言葉を私たちはよく使います。
でも、本当に「理解する」ことができるでしょうか?
経験したことのない立場を想像することはできても、本当にはわからない。
それをわかったふりをするのではなく、わからないかもしれないけど「受け止める」ことが大事。
あと、随所に決めつけてしまうことに対する危険性も書かれています。
どっちが良いか?とどうしても二者択一で決めたくなることがたくさんあります。
しかし、決めつけてしまうこと自体が偏った思考であることも。
相手がどうしたいのか?の選択をできるようにする。
どう選択しても受け止めて、関係性をちゃんと作れるようにする。
これはずしっときます。
理想はLGBTQ+という言葉が「昔、そういう言い方があったね」という時代が来ること。
笑叶さんはそう言っています。
言葉はわかりやすくする反面、枠に押し込めてしまう恐れもある。
ここも二者択一ではないと思いました。
言葉にすることが良い悪い、ではなく両面があるのだ、と認識すること。
是非、多くの方がこの考え方を共有できれば、と思いました。
必読です。
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肉離れもようやく、ちょっとづつ良くなってきたかな?というレベルです。
そろそろジム通いも再開したいところ。
秋らしさが来ますように。
先週末も行きましたが、今週も宇部に仕事に参ります。
山口名物の瓦そばを食べたいですが、果たしで時間があるかどうか・・・
今週も良き週になりますことを!
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